文字列型の日付データを日付/時間型のデータに変換したい
キーワード:日付フォーマットの変換,日付/時間型
概要
文字列型の日付データを日付/時間型のデータに変換したい場合は、日時のパースロジックを使用します。サンプルプロジェクトの説明
文字列型の日付データ(yyyyMMdd形式)を初期値とするスクリプト変数の値を、日付/時間型のスクリプト変数に代入します。
処理の流れ
サンプルプロジェクトの処理の流れは以下の通りです。- 「変数代入処理」の「日時のパースロジック」で文字列型の日付データを日付/時間型のデータに変換します。


ポイントとなる機能
名前 | 説明 | ツールパレット上の場所 |
---|---|---|
日時のパースロジック | 入力文字列を指定フォーマットで日時にして出力します。 | 「日付」-「基本」-「日時のパース」 |
処理のポイント
日時のパースロジックの [フォーマット]に入力データの書式にあてはまるフォーマットを入力します。サンプルプロジェクトでは「yyyyMMdd」を指定しています。

サンプルプロジェクトの使用方法
上記処理を実装したサンプルプロジェクトを用意しています。サンプルプロジェクトを使用する場合の手順は、以下の通りです。サンプルプロジェクトのダウンロード | 逆引きリファレンス シナリオ027のサンプルプロジェクト |
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- サンプルプロジェクトの展開
サンプルプロジェクトファイル「rl_reference_027.zip」を展開します。 - プロジェクトのアップロード
「rl_reference_027.zip」を展開後に作成される「rl_reference_027プロジェクト」ディレクトリがプロジェクトファイルとなります。
DataSpider Studioを起動し、マイプロジェクトの画面から[ファイル]-[ローカルからアップロード]で展開したディレクトリ「rl_reference_027プロジェクト」をアップロードしてください。
スクリプトの作成手順

- 入力データ・出力データとして使用するスクリプト変数を作成します。
- スクリプト変数のプロパティは、以下のように設定します。
スクリプト変数のプロパティ
変数名 変数型 初期値 str 文字列型 20140814 date 日付/時間型
- スクリプト変数のプロパティは、以下のように設定します。
- デザイナのツールパレット「基本」-「処理」-「変数代入」から、変数代入処理をスクリプトキャンバスに配置します。
- 変数代入処理のMapperエディタを開き、文字列型の日付データ(yyyyMMdd形式)を初期値とするスクリプト変数の値を、日付/時間型のスクリプト変数に代入する処理を作成します。
- マッピングキャンバスは、以下のように設定します。
マッピングキャンバス
番号 ロジック名 説明 ツールパレット上の場所 (1) 日時のパース 入力文字列を指定フォーマットで日時にして出力します。
[必須設定]タブの[フォーマット]には「yyyyMMdd」を入力します。「日付」-「基本」-「日時のパース」
処理のポイント
- [フォーマット]には入力データの書式にあてはまるフォーマットを入力します。
フォーマットの詳細については、日時フォーマッティングロジックのDataSpider Servistaヘルプの「フォーマット」を参照してください。
- [フォーマット]には入力データの書式にあてはまるフォーマットを入力します。
- マッピングキャンバスは、以下のように設定します。
- スクリプトを実行し、正常終了すれば成功です。