Sedueにファイルから文書登録したい
キーワード:Sedue,セデュー,文書書き込み
概要
Sedueにファイルから文書登録したい場合、Sedueアダプタの文書書き込み処理を使用します。入力データを文書としてSedueに書き込むことが可能です。
サンプルプロジェクトの説明
CSVファイルを読み取り、文書書き込み処理でSedueに文書を登録します。
処理の流れ
サンプルプロジェクトの処理の流れは以下の通りです。- 「CSVファイル読み取り処理」で入力ファイルを読み取ります。
- 「マッピング処理」で「文書書き込み処理」のスキーマ定義にマッピングします。
- 「文書書き込み処理」で入力データをSedueに登録します。

- スクリプト実行後、URLを組み立てて、Sedueの検索クエリーを実行します。
http://<サーバ名>:<ポート番号>/?q=(search:golf)?get=* 検索結果
ポイントとなる機能
名前 | 説明 | ツールパレット上の場所 |
---|---|---|
文書書き込み処理 | 入力データを文書としてSedueに書き込みます。 | 「アプリケーション」-「Sedue」-「文書書き込み」 |
処理のポイント
入力ファイルから「 文書書き込み処理」のスキーマ定義にマッピングします。サンプルプロジェクトの使用方法
上記処理を実装したサンプルプロジェクトを用意しています。サンプルプロジェクトを使用する場合の手順は、以下の通りです。サンプルプロジェクトのダウンロード | 逆引きリファレンス シナリオ077のサンプルプロジェクト |
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- サンプルプロジェクトの展開
サンプルプロジェクトファイル「rl_reference_077.zip」を展開します。 - プロジェクトのアップロード
「rl_reference_077.zip」を展開後に作成される「rl_reference_077プロジェクト」ディレクトリがプロジェクトファイルとなります。
DataSpider Studioを起動し、マイプロジェクトの画面から[ファイル]-[ローカルからアップロード]で展開したディレクトリ「rl_reference_077プロジェクト」をアップロードしてください。 - サンプルデータの準備
「rl_reference_077.zip」を展開後に作成される「samples」ディレクトリがサンプルデータとなります。
$DATASPIDER_HOME/server/samplesディレクトリに上書きしてください。 - グローバルリソースの設定
コントロールパネルの[グローバルリソースの設定]から、[新しいグローバルリソースの追加]を選択し、Sedueのグローバルリソースを追加します。
グローバルリソースの設定方法については、DataSpider Servistaヘルプの「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
スクリプトの作成手順

- デザイナのツールパレット「ファイル」-「CSV」-「CSVファイル読み取り」から、CSVファイル読み取り処理をスクリプトキャンバスに配置します。
- CSVファイル読み取り処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
[読み取り設定]タブ
- CSVファイル読み取り処理の設定は、以下のように行います。
- デザイナのツールパレット「変換」-「基本」-「マッピング」から、マッピング処理をスクリプトキャンバスに配置します。
- デザイナのツールパレット「アプリケーション」-「Sedue」-「文書書き込み」から、文書書き込み処理をスクリプトキャンバスに配置します。
- 文書書き込み処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
処理のポイント
- [スキーマ定義の更新]をクリックし、[スキーマ定義]および[キーフィールド]を更新します。
[書き込み設定]タブ
処理のポイント
- [即座に検索対象にする]のチェックを入れます。
- 文書書き込み処理の設定は、以下のように行います。
- マッピング処理のMapperエディタを開き、入力データを文書書き込み処理のスキーマ定義にマッピングします。
- マッピングキャンバスは、以下のように設定します。
マッピングキャンバス
番号 ロジック名 説明 ツールパレット上の場所 (1) 単純な繰り返し 指定したノードを繰り返します。 「繰り返し」-「基本」-「単純な繰り返し」
- マッピングキャンバスは、以下のように設定します。
- スクリプトを実行し、正常終了すれば成功です。