メインフレームに登録されているデータを取得したい
キーワード:メインフレーム,汎用機,マクロ
概要
メインフレームに登録されているデータを取得したい場合、メインフレームアダプタを使用します。サンプルプロジェクトの説明
メインフレームに登録されている企業情報一覧を取得するDataSpiderメインフレーム接続サーバのマクロを実行し、ファイルに出力します。

処理の流れ
サンプルプロジェクトの処理の流れは以下の通りです。- 「マクロ実行処理」でメインフレームに接続するマクロを実行します。
- 「マクロ実行処理」でメインフレームから企業情報一覧を取得するマクロを実行します。
- 「CSVファイル書き込み処理」で企業情報一覧をファイルに書き込みます。
- 「マクロ実行処理」でメインフレームへの接続を切断するマクロを実行します。

ポイントとなる機能
名前 | 説明 | ツールパレット上の場所 |
---|---|---|
マクロ実行処理 | DataSpiderメインフレーム接続サーバのプロジェクトにて定義されているマクロを実行します。 | 「アプリケーション」-「メインフレーム」-「マクロ実行」 |
処理のポイント
DataSpiderメインフレーム接続サーバはエミュレータでのメインフレームアプリケーションの画面遷移をマクロとして記録します。マクロ実行処理でDataSpiderメインフレーム接続サーバに登録されたマクロを実行することで、メインフレームの操作を行います。

サンプルプロジェクトの使用方法
上記処理を実装したサンプルプロジェクトを用意しています。サンプルプロジェクトを使用する場合の手順は、以下の通りです。サンプルプロジェクトのダウンロード | 逆引きリファレンス シナリオ080のサンプルプロジェクト |
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- DataSpiderメインフレーム接続サーバの設定
「メインフレームアダプタ ユーザガイド」の「7.1. Xurasインテグレータの設定」項までの手順を参考に、DataSpiderメインフレーム接続サーバの設定を行ってください。 - サンプルプロジェクトの展開
サンプルプロジェクトファイル「rl_reference_080.zip」を展開します。 - プロジェクトのアップロード
「rl_reference_080.zip」を展開後に作成される「rl_reference_080プロジェクト」ディレクトリがプロジェクトファイルとなります。
DataSpider Studioを起動し、マイプロジェクトの画面から[ファイル]-[ローカルからアップロード]で展開したディレクトリ「rl_reference_080プロジェクト」をアップロードしてください。 - サンプルデータの準備
「rl_reference_080.zip」を展開後に作成される「samples」ディレクトリがサンプルデータとなります。
$DATASPIDER_HOME/server/samplesディレクトリに上書きしてください。 - グローバルリソースの設定
コントロールパネルの[グローバルリソースの設定]から、[新しいグローバルリソースの追加]を選択し、メインフレーム接続設定のグローバルリソースを追加します。
グローバルリソースの設定方法については、DataSpider Servistaヘルプの「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
スクリプトの作成手順

- デザイナのツールパレット「アプリケーション」-「メインフレーム」-「マクロ実行」から、マクロ実行処理をスクリプトキャンバスに配置します。
- マクロ実行処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
- マクロ実行処理の設定は、以下のように行います。
- デザイナのツールパレット「アプリケーション」-「メインフレーム」-「マクロ実行」から、マクロ実行処理をスクリプトキャンバスに配置します。
- マクロ実行処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
- マクロ実行処理の設定は、以下のように行います。
- デザイナのツールパレット「変換」-「基本」-「マッピング」から、マッピング処理をスクリプトキャンバスに配置します。
- デザイナのツールパレット「ファイル」-「CSV」-「CSVファイル書き込み」から、CSVファイル書き込み処理をスクリプトキャンバスに配置します。
- CSVファイル書き込み処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
[書き込み設定]タブ
- CSVファイル書き込み処理の設定は、以下のように行います。
- マッピング処理のMapperエディタを開き、メインフレームから取得した企業情報一覧をCSVファイル書き込み処理の入力スキーマにマッピングする処理を作成します。
- マッピングキャンバスは、以下のように設定します。
マッピングキャンバス
番号 ロジック名 説明 ツールパレット上の場所 (1) 単純な繰り返し 指定したノードを繰り返します。 「繰り返し」-「基本」-「単純な繰り返し」
処理のポイント
- マクロ実行処理のスキーマはマクロの情報から自動で設定されます。
マクロ実行処理のスキーマの詳細については、マクロ実行処理を参照してください。
- マクロ実行処理のスキーマはマクロの情報から自動で設定されます。
- マッピングキャンバスは、以下のように設定します。
- デザイナのツールパレット「アプリケーション」-「メインフレーム」-「マクロ実行」から、マクロ実行処理をスクリプトキャンバスに配置します。
- マクロ実行処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
- マクロ実行処理の設定は、以下のように行います。
- スクリプトを実行し、正常終了すれば成功です。