現在、システムのAPIをREST APIとして公開するのは主流となっており、クラウドサービスを始めさまざまなREST APIが公開されています。DataSpiderでは、RESTアダプタを使用することでREST APIを活用したデータ連携を行うことができます。
RESTアダプタではHTTPのGET/POST/PUT/DELETEメソッドでリクエストを送付することができます。また豊富な機能を利用して、RESTではないWeb APIに対しても連携することが可能です。
また、HTTPトリガーはJSONやXMLを扱うことができ、DataSpider自体をREST APIとして利用することも可能です。例えば基幹システムに対するREST APIなどを簡単に構築することができ、レガシーなシステムをオープンなデータ連携基盤として活用するなどの使い方ができます。
レシピ:チャットツールのREST APIを活用したサポート業務
近年のクラウドサービスはREST APIを備えていることが一般的であり、現在高い人気を誇るチャットツール、Slackもその例に漏れません。
「チャットツールとつないでみる 「Salesforce × DataSpider × Slack」」では、Salesforceを業務の軸としたソフトウェアサポート業務において、Slackとの連携をDataSpiderによって実現するサンプルを紹介しています。
SalesforceのデータをSlackに通知するなどの処理は、Salesforceアダプタ・RESTアダプタを利用することによって簡単に作成可能です。チャットを利用した情報共有によって、業務の円滑化を実現するサンプルとなっています。
レシピ:データベースの検索をREST APIとして公開する
DataSpiderのHTTPトリガーを使えば、DataSpider自体をREST APIのサービスとして活用することが容易に可能です。
「データベースを検索して、複数件の結果を返す処理をRESTのWebサービスとして公開したい」は、データーベースの検索をREST APIとして公開する方法の例となっています。
HTTPトリガーでは設定によってXML・JSON・CSVなどのデータを返すことができ、簡単にさまざまなフォーマットのデータのAPIを作成可能となっています。
またデータベースに限らずオンプレミスのアプリケーションやExcelファイルなどをREST APIとして公開するのも同じテクニックで利用可能です。
その他のレシピ
REST API連携に関する記事として以下のものが公開されています。