SORACOM Funnel の DataSpider Cloud アダプターを使用して DataSpider Cloud にデータを送信する

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当ガイドでは、SORACOM Funnel(以下、Funnel)の DataSpider アダプターを使用し、DataSpider Cloud にデータを送信します。

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DataSpider アダプターを使用することで、デバイスからはシンプルなプロトコルを使用して、DataSpider Cloud にデータを送信することが可能となります。

DataSpider Cloud では IMSI 情報を使用して、既存の業務データとの突き合わせや、別システムとの連携処理を作成できます。

Funnel の詳細は 「SORACOM Funnelサービス概要ページ」、より詳細な技術仕様は「SORACOM Funnel機能詳細」をご覧ください。

当ガイドでは、以下のような流れで進めます。

  1. DataSpider Cloud でプロジェクトを作成する
  2. DataSpider Cloud で HTTP トリガーを設定する
  3. Funnel を設定する
  4. Funnel を使用して DataSpider Cloud にデータを送信する

DataSpider Cloud を利用するには、サービスの申し込みが必要になります。

詳細は、「DataSpider Cloud」をご覧ください。

 

DataSpider Cloud でプロジェクトを作成する

ここでは、デバイスから送信されたデータと、IMSI 情報を DataSpider Cloud 上の CSV ファイルに出力するスクリプトを作成します。 

DataSpider Cloud フロント画面を開き、連携サーバー管理ページから対象のサーバーの Studio にログインします。

Studio にログインするまでの手順は「DataSpider Cloud フロント画面ヘルプ」をご覧ください。

Studio にログインしたら、プロジェクトとスクリプトを新規作成します。

作成したスクリプトで、IMSI 情報とデバイスからのデータを受け取るためのスクリプト変数を新規作成します。

変数の型として「XML型」を選択します。

また、「スクリプト入力変数として使用する」にチェックを入れます。

スクリプト変数を作成すると、プロジェクトエクスプローラーに以下のように表示されます。

次に、入力変数から「imsi」と「message」をだけを取り出すため、ツールパレットの「変換」から「マッピング」をスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

フローの種類について聞かれるので、「プロセスフローとデータフローを引く」を選択します。

「OK」をクリックすると、以下のように「Start」と「mapping」が黒の直線(プロセスフロー)と、黄色の破線(データフロー)で繋がります。

次に入力データのスキーマを定義します。

「mapping」をダブルクリックすると、マッピングキャンバスが開きます。

入力元の「入力データ」-「input」上で右クリックし、「ルート要素を追加する」をクリックします。

入力元の「入力データ」-「input」の下に「root」要素が追加されたら、「root」要素上で右クリックし、「追加」-「子要素」をクリックします。

名前に「imsi」と入力します。

同様にして、以下のようにスキーマを作成します。

スキーマを作成したら、スクリプトキャンバスに戻ります。

入力データをCSVファイルに出力するため、ツールパレットの「ファイル」-「CSV」から「CSVファイル書き込み」をスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

「mapping」から「csv_write」にドラッグ&ドロップし、プロセスフローとデータフローを引きます。

次に、「mapping」からどの要素を「csv_write」に渡すかを定義します。

再び「mapping」をダブルクリックし、入力データの「input」-「root」-「imsi」から、出力データの「csv_write」-「table」-「row」-「column(='imsi')」にドラッグ&ドロップします。

同様に、入力データの「input」-「root」-「payloads」-「message」から、出力データの「csv_write」-「table」-「row」-「column(='message')」にドラッグ&ドロップします。

スクリプトの作成は以上で完了です。

次にプロジェクトをHTTPトリガーから呼び出せるようにするために、プロジェクトをサービスとして登録します。

プロジェクトエクスプローラで、作成したプロジェクトを右クリックし「プロジェクトをサービスとして登録」をクリックします。

入力内容はそのままで「完了」をクリックします。

 

 

DataSpider Cloud で HTTP トリガーを設定する

Studio 右上のメニューから「マイトリガー」をクリックします。

「マイトリガーのタスク」から、「新しいHTTPトリガーを作成する」をクリックします。

「実行パス」に任意のパスを入力します。

このパスが HTTP でアクセス可能な URL の一部になります。

次の画面で、トリガーから起動するプロジェクトとスクリプトの設定を行います。

また、HTTP のボディと、スクリプトの入力変数の紐付けを行います。

「サービス」に先ほど作成・登録したサービスを選択します。

「スクリプト」も同様に選択します。

「スクリプト引数」に自動的にスクリプト入力変数が表示されるので、「値」列に表示されている右矢印をクリックし、「HTTPトリガー変数」-「入力データ」をクリックします。

入力データを設定すると以下のようになります。

「完了」をクリックして、トリガーの作成は以上となります。

次に、DataSpider Cloud フロント画面で外部から HTTP トリガーを起動するための設定を行います。

DataSpider Cloud フロント画面の「連携サーバ管理」画面から対象のサーバーを選択し、「HTTPトリガー」画面を開き、「+」をクリックします。

「BASIC認証ID」と「BASIC認証パスワード」に任意の設定値を入力します。

「パス」は Studio の HTTP トリガーの設定で入力したものと同じパスを入力します。

「保存」をクリックします。

一覧から、作成したトリガーの設定を選択すると、外部からアクセス可能な HTTP トリガーのパスを確認できます。

このパスが Funnel の設定時に必要になります。

 

Funnel を設定する

次に Funnel を設定します。 まず、Air SIM のグループを作成します。

ソラコムのユーザーコンソールにログインします。 左上のメニューから「SIM グループ」を選択し、「+ 追加」を選択します。グループ名を指定して、グループを作成してください。

次に、グループの詳細画面を選択して、Funnel を設定します。 転送先サービスには「Appresso DataSpider」を指定します。

「転送先 URL」には、DataSpider Cloud フロント画面で確認した、外部からアクセス可能な HTTP トリガーのパスを入力します。

「認証情報」は、右側の「+」をクリックして追加します。

認証情報の登録画面が表示されます。

「ユーザ名」と「パスワード」には、DataSpider Cloud フロント画面で HTTP トリガーの設定を行ったときに入力した「BASIC認証ID」と「BASIC認証パスワード」を入力します。

「登録」をクリックします。

「保存」をクリックして、Funnel の設定は完了です。

 

Funnel を使用して DataSpider Cloud にデータを送信する

Funnelを使用して、DataSpider Cloud にデータを送信します。

SORACOM Air を使用したデバイスからHTTP でデータを送信し、DataSpider Cloud 上に CSV ファイルとして出力されることを確認します。

 

デバイスから以下のコマンドを実行し、HTTP リクエストを投げます。

DataSpider Cloud にデータが届いている場合は、マイトリガーのトリガーの一覧で最終実行日時が更新されていることを確認できます。

CSV ファイルへの出力は、Studio のエクスプローラーから、対象のファイルをダブルクリックして確認できます。

以上で、「SORACOM Funnel の DataSpider アダプターを使用して DataSpider Cloud にデータを送信する」は完了です。

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