「つなぐ」技術でソーシャルを簡単活用:「ソーシャルリスニング」をしてみよう(Twitterでの評判を自動で調査)

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マーケティング企画部の渡辺です。

ソーシャルメディアの活用はクラウドやビッグデータへの取り組みなどと並び、これからのITで取り組むべきこととして良く語られます。

この記事では、ソーシャルメディアはどのように活用できるのか、また「つなぐ」技術は、ソーシャルメディアの活用でどのように役に立つのかを紹介いたします。

ソーシャルリスニング(傾聴)


取り組みやすく効果がわかりやすいソーシャルメディアの活用方法に「ソーシャルリスニング」があります。これは、ソーシャルメディア上でユーザの声を調べ、自社や自社製品に対する評判や意見を調べる取り組みです。

ソーシャルメディア、特にTwitterでは、ネガティブな意見を含む「本音に近いつぶやき」が投稿される傾向があります。そのため、ソーシャルメディアはアンケートなど従来の手段では知ることが難しい「ユーザの本音」を調べる手段として活用ができます。

ソーシャルリスニングに取り組む


一番簡単なソーシャルリスニングの取り組みは、「自社名や自社製品名などのキーワードでTwitterを検索し、自社や自社製品に関する評判を調べる」ことです。

ここでは例として無難なものということで、「フィリピン」でソーシャルリスニングをしたことにしましょう。Twitterにログインして「フィリピン」で検索してみると、フィリピンについて皆が今、どういうことを話題にしているのか、どういう関心を持っているのかが、なんとなくわかってきます。これを自社や自社製品に関連するキーワードで行います。

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検索した結果です。諸配慮によりぼかしてありますが、どうやら現在「フィリピン」は台風関連の話題が多いようです。

自動化する


定期的に同じキーワードでの検索を行えば、現在、どのような話題でキーワードが語られているのか知ることができます。自社製品名での検索ならば、例えば、現在、自社製品の評判がどうなっているかを継続的に確認することもできます。

ただし、毎日キーワードを入力して検索するのは手間ですし、過去の検索結果のデータを残そうとするとTwitterの検索結果をコピーペーストしなければなりません。これはちょっと面倒です。そこでDataSpiderでこの作業を以下のような自動処理にしてみましょう。
・Twitterを「フィリピン」で検索する
・検索結果をCSVとして出力する

難しそう?いえいえ、アイコンを二つ配置して設定を少し行うだけで、自動処理を作ることができます。

Twitterの検索処理を作る

まず、画面左側の [ツールパレット] の [ソーシャル] から [Twitter] の [ツイート検索]のアイコンをドラッグアンドドロップで配置してください。

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配置するとプロパティを設定する画面が表示されるので、Twitterへの接続設定を行い(※)、検索したい文字列を [検索文字列] に入力します。ここでは「フィリピン」と入力します。
※Twitterへの接続設定の方法は こちらの記事を参照してください(一度設定すれば、以後は選択するだけで済みます)

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設定が終わったら [完了] ボタンを押して設定を終えてください。これで処理の半分、Twitterの検索結果を取得する処理ができました。

CSVへの書き出し処理を作る

次に、CSVファイルに出力する処理を作りましょう。[ツールパレット] の [ファイル] から [CSV] の [CSVファイル書き込み] アイコンをドラッグアンドドロップで配置してください。

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配置するとプロパティを設定する画面が表示されるので、[ファイル] に 「/data/twitter.csv」と入力して [完了] ボタンを押します。

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これで、CSVファイルに書き出す処理もできました。

処理を完成させる

では、処理をつなげて実行できるようにしましょう。

[Start]のアイコンをTwitter検索のアイコンにドラッグアンドドロップすると、アイコンの間に線が引かれて処理がつながります。

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次に、Twitter検索のアイコンをCSV書き込みのアイコンに「右クリック」でドラッグアンドドロップしてください(読み込んだデータを次に渡すときには「右クリック」で処理をつなぎます)。
するとメニューが表示されるので「プロセスフローとデータフローを引く」を選んでください。「今すぐマッピングを追加しますか?」と表示されるので「いいえ」をクリックしてください。

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最後にCSV書き込みのアイコンを[End]にドラッグアンドドロップすると自動処理の完成です。

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実行する

では、作成した自動処理を実行してみましょう。デバッグ実行のアイコンをクリックする(あるいはF5キー)を押すと、作成した自動処理が実行されます。
うまく実行できれば「スクリプトの実行に成功しました」と表示されるはずです。

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処理で作成されたCSVは、画面左側の [エクスプローラ] から、先ほど指定した「/data/twitter.csv」を開くことで確認できます。ちゃんと、検索結果が出力されています。

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おわりに


今回は、簡単で効果もあるソーシャルメディア活用の取り組み「ソーシャルリスニング」について紹介し、処理の自動化も行ってみました。

マウスでアイコンを二つ置いて少し設定をするだけで、Twitterから検索結果を取得する自動処理ができてしまいました。今回の説明はここでおしまいですが、この処理を様々な処理をする自動処理として作り込むことも、同じようにして他の自動処理も簡単に作ることもできます。

引き続いて、他のソーシャルメディアの活用方法についても紹介する予定です。ぜひ、DataSpiderを「つなぐ」技術をソーシャルデータの活用にも役立てていただければと思っております。

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