オープンイノベーションであること ~MashupAwardsに参加してみて~

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dstn


この記事は Hackathon Advent Calendar2015の16日目です。

こんにちは。アプレッソの友松です。
弊社は今年初めてMashupAwardsにインフラパートナーとして協賛をしました。日本最大級の開発コンテストであるMashupAwardsに参加できたことは、個人的にはハッカソンの主催をやっていることもあり、刺激的であり得られるものも非常に多かったです。

※DataSpiderは使われたAPIランキング16位でした!
http://mashupaward.jp/2015/12/2015_bestapi/ 

ちなみにアプレッソ賞(つなぐ&つくる賞)はイタズラPepper by Pepper.
http://hacklog.jp/works/3868
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ただ、そういった場に参加するごとになんとなく一つの思いを持つようになりました。それは 私達がハッカソンに何を期待しているのかということです。

主催者として、協賛社として、参加者として、一エンジニアとして、何を期待しているのか。結構真面目に考えてしまいました。今日はその辺りの話をしたいと思います。

伴野さんの言葉


先日、MashupAwards11(以下、MA11)の事務局長である伴野さんと鈴木まなみさんが、弊社へお越しくださる機会がありました。MA11開催中は多忙なお二人ですから、なかなか時間を作って話をするということはありません。私はここぞとばかりに気になっていることをいろいろとお話させていただきました。

私が気になっていたことは何か。一番はやはり今回のMA11の決勝に残った作品の大半がハードウェアの作品で、もはやMashupの要素がないものが多かったということです。MashupAwardsは提供される数多くのAPIをまさに混ぜあわせて(マッシュアップ)して開発した作品を競うコンテストです。様々なベンダーが特長のあるAPIを提供し、それをうまく活用してアイデアを形にする。それがMashupAwardsだろうと。

もちろん、そういった作品も数多く登録されてました。ただ、時代の流れなのか、ハードウェア単体でできることが増えたこともあるのでしょう。最近はハードウェアだけで完結している作品が目立つようになってきたように思います。そして、今回はその傾向がなおさら強まっていたと思います。

優秀作品を含め、決勝で好評価を受けていたのは、そういったハードウェアで完結している作品でした。それ自体は決して悪いことではないと思います。ただ、MashupAwardsの方向性みたいなものが失われつつあるのかなと思ったのです。

私がその話を尋ねると伴野さんはこう答えてくれました。


MashupAwardsの原点にあるテーマは"オープンイノベーション"と"デベロッパーコミュニケーション"です。デベロッパー達は、自分たちのアイデアを形にして公表したいという思いを持っています。

しかし、MashupAwardsを始めた当初、そういった場はほとんどありませんでした。そこで、私達はデベロッパー達が集まり、作品を持ち寄る場として、またデベロッパー同士がコミュニケーションする場として、MashupAwardsを立ち上げました。

そういう意味では、今年のMA11においてもその部分は変わっていません。最近では、こういったコミュニティやイベントが増えていますが、それでもMashupAwardsが担っているものは大きいと思います。


ハッカソンに何を期待するのか


HackingTime03
11月にサイボウズさんと共同主催でTeamwork hackを開催しました。実は今年2回目の開催で、前回は大阪で開催しています。この経緯は、元々私が大阪でハッカソンができないかと思い、サイボウズの浅賀さんに声をかけたことが始まりです。

なぜ、私はハッカソンをしかも大阪でやりたかったのか。私達アプレッソはそれよりも以前に何回かハッカソンを東京で開催しています。その時に感じたこと、それは開発者との距離の近さでした。私達はプログラミングを極力しなくて済むようにするためのミドルウェアを開発しています。そのためか、あまり外部のガチのエンジニア方とふれあうことがありません。ましてや一緒に開発をすることなんかほとんどありません。

そういった意味では、ハッカソンは驚きの連続でした。エンジニアが何を考え開発を行うのか、どのようにアイデアを形にしていくのか。そういったものを近くで見れることは非常に刺激的でした。だから、私はもっと沢山のエンジニアと、しかも東京だけでなく、いろいろな地域で触れ合ってみたいと思ったのです。

大阪開催の結果は思った以上で、東京とは違う、面白いアイデアが沢山出てきました(個人的代表作 Yusulio)。そして、第二弾の神戸でも沢山の方に参加いただきました。(開催報告は こちら)

そして、私はMA11への参加も含めて、私達のソフトウエアを知ってもらいたい、エンジニアに活用してもらいという思いで始めたハッカソンが、いつのまにか自分に今までにない影響を与える存在になっていることに気が付きました。私はハッカソンを通じて、 モノ作りの楽しさを改めて理解をし、そしてその場所をまがりなりにも提供することで 新しい時代を作るアイデアの礎を築くことに加担できていることに喜びを感じるようになっていました。

オープンイノベーションの根っこにあるもの


私がハッカソンを通じて感じた感情、これこそがオープンイノベーションの根本にあるものではないかと思います。オープンイノベーションは企業のためでも、エンジニアのためでもない。私達の未来のためにあるんだと最近よく思います。そういう意味ではハッカソンでなくてもいい。 モノ作りの楽しさを皆で肌で感じ、そして、楽しみ、新しいアイデアを作る礎を作る。その中のいくつかのアイデアが時代を変えるかもしれない。もちろん、モノ作りはそんなに簡単なことではありません。でも、それに期待するのは決して悪いことではない。そして、それに少しでも関われたらと思います。

ということで、来年もどんどんイベントを開催し、MashupAwardsにも協賛できたらなと思っています!皆さんでモノ作りを盛り上げていきましょう!

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