3.エラー処理を追加してみよう!

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dstn

ここでもう少し処理を追加してみましょう。
よく利用されるケースとして簡単なエラー処理を追加してみたいと思います。

シナリオとしては、前で作成した処理のどこかでエラーが発生した場合に管理者にメールで 通知をするというものにします。

メールの送信には「Mailアダプタ」を利用します。

メールサーバへの接続設定


メール送信をするためにグローバルリソースの設定でメールの送信サーバの接続設定を 作成しておきます。

今回、メールの環境としてはフリーのメールソフトを利用しDataSpiderと同じPC内に メールサーバを立て、送信用のメールアカウントを登録しておきました。 もし既存のメール環境で利用できるアカウントなどある場合は、その環境にあわせて 設定してみてください。

それではまずグローバルリソースの設定をします。
「グローバルリソースの設定」画面から「新しいグローバルリソースの追加」をダブルクリックします。 「リソースの種類の選択」画面から「ネットワーク」「メール」のタグから「メール送信サーバ接続設定」の アイコンを選択し「次に」をクリックします。
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「接続の設定」画面の「ホスト名」「ポート番号」を入力します。
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「接続テスト」ボタンを押して接続を確認してみましょう。
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接続成功となれば設定は完了です。

 

スクリプトの修正


接続設定ができたら、スクリプトにエラー処理を追加していきます。

今回のエラー処理では「例外監視」アイコンを使ってみたいと思います。 ツールパレット「基本」-「フロー」-「例外監視」アイコンをキャンバスの空いているところに ドラッグ&ドロップして貼り付けます。

 

例外処理は4つのアイコンで表現されます。 簡単に説明しますと、tryアイコンの後ろにエラー監視をしたい処理を繋げて、その処理の中で エラーが発生した場合はcatchアイコンの後ろの処理が実行されるというものです。

今回は前で作成した処理全体を監視範囲に設定したいと思いますので、以下のように線を繋ぎ直します。

 

次にエラーになった場合に実行する処理を作ります。

管理者にメールを送信するので、ツールパレット「ネットワーク」-「メール」-「1通メール送信」アイコンを ドラッグ&ドロップします。

 

プロパティ画面にてアイコンの名前を入力し、以下のとおりプルダウンから指定をします。
・名前:エラーメール送信
・接続先:メール送信接続設定
・送信元メールアドレス:admin@localhost

追加ボタンを押し送信先のメールアドレスを設定します。
・TO demo@localhost

 

次に「メッセージ」のタグをクリックし送信するメールの内容を設定します。
・件名 : エラー通知
・本文 : エラーが発生しました!

 

完了ボタンを押すとアイコンが貼りつくので以下のように線を引けばエラー処理が完成です。

 

スクリプトの実行


それでは早速実行してみたいと思います。
ですが、このまま実行するとエラーが発生しないので、わざとExcel読み込みでエラーになるように ちょっと事前に作業をしておきます。

ここでは読み込むExcelファイルのファイル名を変更してしまいます。 これで読み取るファイルが無いのでエラーが発生し、メールを送信する処理が実行されるはずです。
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Excelファイルの名前を変更したら、また虫ボタンを押してデバック実行してみます。

エラー処理が実行された場合もスクリプトとしては最後まで実行されるので、実行完了時は スクリプト成功のダイアログが表示されます。

 

実行ログを見てみると、Excel読み取り処理でエラーが発生し、エラーメール送信処理が 実行されてスクリプトが完了したことが確認できるかと思います。

 

それでは、実際にメールが送信されたかも確認してみましょう。
メーラーで送信先に設定したメールアドレスについて受信メールを確認すると 設定した内容のメールが届いたことが確認できると思います。

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