6.2.クラウド系アダプタを使ってみよう! 

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その2:振り分け処理の作成例
前のケースでは単純にシートへの出力でしたが、今度はメールの内容によって出力先のシートを変える、簡単な振り分けのイメージを作ってみたいと思います。

作成のポイントとなるのは振り分けのための条件設定と、プロセスフロー、データフローの引き方といった部分です。

事前準備


取り込み元のGmailは前と同様のものとします。 件名の先頭にメールの内容を表すヘッダが付いているものとします。(【問合せ】/【申込み】/【リリース】・・・・)
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スプレッドシートは前で作成したものにシートを追加します。 まず「問合せ一覧」のシートを以下のように用意します。
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もうひとつ「申込み一覧」のシートも用意します。 申込み一覧では本文の内容も取りこんでみます。
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スクリプトの作成


次にスクリプトを作成します。
チュートリアル2に以下の名前でスクリプトを追加しました。
・スクリプト名 : Gmail2Spreadsheet_2
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はじめにGmailの読み取り設定をします。
前と同じようにツールパレットから「クラウド」-「Gmail」-「メール受信(POP3)」アイコンをキャンバスに ドラッグ&ドロップします。
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プロパティ画面にてアイコンの名前と接続先、ユーザ、パスワード情報を入力します。 接続先は「Gmail POP3メール受信サーバ接続設定」を選択します。
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各項目を入力したら認証テストを実施してみましょう。
「認証テスト」ボタンを押してください。 認証成功となれば設定完了です。
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完了ボタンを押すとアイコンが貼りつきます。
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次にスプレッドシートへの書き込み設定をします。
まずは問合せ一覧への書き込みを設定します。 ツールパレットから「クラウド」-「Googleスプレッドシート」-「書き込み」アイコンをキャンバスに ドラッグ&ドロップします。
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プロパティ画面にてアイコンの名前の入力と各項目をプルダウンより選択します。
・名前 : 問合せ一覧書き込み
・入力データ : Gmail受信
・接続先 : Googleスプレッドシート接続設定
・フォルダパス : /
・ファイル名 : 受信メール一覧
・シート名 : 問合せ一覧
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スプレッドシートの列情報を取りこむため「列一覧の更新」をクリックします。 列一覧に列名が表示されます。
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書き込み設定のタブをクリックし、書き込み位置を指定にチェックを入れセルアドレスを指定を選択。 開始セルアドレスを「A2」と指定。 完了ボタンを押します。
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マッピング追加のダイアログで「はい」を押します。
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マッピングアイコンが貼りつくのでダブルクリックしてマッパーを開きます。
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自動的に線が引かれているので、いったん削除し引き直します。
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以下のように線を引きます。
・送信日付 → 日時
・差出人 → 送信者
・件名 → 件名
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【問合せ】メールだけを抽出する条件を設定します。 「単純な繰り返し」アイコンを「条件による抽出」アイコンに貼りかえます。
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今回の条件は「件名から【 】内の文字を抽出し、その内容が「問合せ」だったらスプレットシートに出力」 とします。

【 】内の文字の抽出には「文字列」-「関数」-「指定文字より後」アイコンと、「指定文字より前」アイコン を利用します。 また比較対象となる文字を「文字列」-「基本」-「単一行文字列定数」アイコンに設定します。 そして両者を「条件」-「文字列」-「同じ」アイコンを使って比較する形にし「条件による抽出」アイコンに 繋げます。

以下のようなイメージとなります。
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次に申込み一覧への書き込みを設定します。
ツールパレットから「クラウド」-「Googleスプレッドシート」-「書き込み」アイコンをキャンバスに ドラッグ&ドロップします。
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プロパティ画面にてアイコンの名前の入力と各項目をプルダウンより選択します。
・名前 : 申込み一覧書き込み
・入力データ : Gmail受信
・接続先 : Googleスプレッドシート接続設定
・フォルダパス : /
・ファイル名 : 受信メール一覧
・シート名 : 申込み一覧
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スプレッドシートの列情報を取りこむため「列一覧の更新」をクリックします。 列一覧に列名が表示されます。
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書き込み設定のタブをクリックし、書き込み位置を指定にチェックを入れセルアドレスを指定を選択。 開始セルアドレスを「A2」と指定。 完了ボタンを押します。
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マッピング追加のダイアログで「はい」を押します。
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自動的に線が引かれているので、いったん削除し引き直します。
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以下のように線を引きます。
・送信日付 → 日時
・差出人 → 送信者
・件名 → 件名
・本文 → 本文
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【申込み】メールだけを抽出する条件を設定します。 「単純な繰り返し」アイコンを「条件による抽出」アイコンに貼りかえます。
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今度は条件は「件名から【 】内の文字を抽出し、その内容が「申込み」だったらスプレットシートに出力」 とします。

先ほどと同様に比較条件を作成します。 文字定数アイコンの内容を今度は「申込み」と設定すればOKです。
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マッピングの設定が完了したらフロー画面に戻ります。 以下のように線が引かれていると思います。
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ここでプロセスフロー(黒い線)、データフロー(黄色い線)それぞれ以下のように引き直し、スクリプトを完成させます。

ポイントは問合せ一覧、申込み一覧それぞれのデータフローが同じGmail受信アイコンから引かれる点です。
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それでは実行してみましょう。 デバック実行ボタンを押します。

うまく実行できればスクリプト実行成功のダイアログが表示されます。
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実行ログも確認してみましょう。 処理の流れが確認いただけるかと思います。
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実際にスプレッドシートへの書き込みがされたかを確認してみましょう。
問合せ一覧と申し込一覧に振り分けされ出力されたことが確認できるかと思います。
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