IoTを「つなぐ技術」でリミックス! ~「AWSでセンサーデータリミックスハッカソン」開催報告

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皆さんこんにちは。アプレッソの友松です。
昨今、ハッカソンブームというと大げさかもしれませんが、数多くの企業や団体で、毎週のように様々なテーマでハッカソンが開催されています。かくいうdstnでも過去何度かハッカソンを実施しています。

dstnでは"つなぐ技術"をテーマにしていますが、その"つなぐ技術"はハッカソンと非常に相性がいいです。ハッカソンは短期間で開発を行う必要があり、データ連携の泥臭い部分を"つなぐ技術"ツールで開発できると効率がよく、開発時間を大幅に短縮できるからです。dstnとしても"つなぐ技術"ツールの生産性の高さを体感してもらうことができることもあり、これまでも積極的にハッカソンを行ってきました。

やるからには一気通貫のシステムを作るようにしたい。しかし、"つなぐ技術"はミドルウェア。。どうしても他社の協力が必要です。ということで、今回そのような意向に四社もの企業の方々に賛同いただき、大規模なハッカソンセミナーを開催することができました。

その名も「アマゾンウェブサービスでセンサーデータリミックスハッカソン」です!!!

よく名前を見てください!センサーデータをリミックスするハッカソンです。ということで今流行のIoTです。IoT!IoT!

概要


元々、ADSJのSA榎並さんとkinesisやDynamoDBを使ったハッカソンをやりたいねと話をしていたところ、それならセンサーも絡めて、IoTを実現するシステム作れたら面白いんじゃないかと話が発展し今回のハッカソンに至りました。ということでテーマは"IoT"です!

今回、ご協力いただいたのは以下の四社(簡単な紹介付)

アマゾンデータサービスジャパン株式会社


言わずとしれたクラウド界の雄。インフラだけでなく、ミドルウェアなど様々なクラウドサービスを展開。

株式会社ゴーガ


GoogleMapsといえばゴーガさん。それ以外にもデータを可視化するという点において数多くのノウハウをお持ちです。

株式会社ネビラボ


センサーデバイスが直接AWSにつながる!Gingaというソリューションを展開されているセンサーベンダー様です。

株式会社プリファードインフラストラクチャー


検索プラットフォーム「Sedue」やオンライン機械学習システム「Sedue Predictor」を提供されているベンダー様です。

各社連携イメージは以下のようになります。
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ネビラボさんのセンサーのデータがKinesisで収集されDynamoDBにたまります。そのデータをDataSpiderで取得をして、機械学習をする場合には「Sedue Predictor」をDataSpider経由で連携、地図上で表示をしたい場合には、GoogleMaps上に表示。こんなイメージです。

実はDataSpider、kinesisもDynamoDBも対応したアダプタがまだリリースされていません。また、Sedue Predictorもアダプタがありません。ということで、今回はアプレッソの開発部リーダーSさんによる高速アダプタ開発祭りになったことを前もってお伝えしておきます。
(プロトタイプアダプタをたくさん開発してくれたという意味です)

仕組みは万全!後はアイデア次第!

開催


ということで、ワクワクで始まりましたハッカソン!
開催した日は、1月17日土曜日、会場はAmazonさんのセミナー会場をお借りました。
かっこいいオフィス!ボルダリング!
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センサーの数の関係上、参加人数を絞っての募集とさせていただいたのですが、募集後一週間も経たずに満席になってしまうという注目度!開催当日にも参加をしたいとご連絡をいただき、ほぼ予定通りのご参加をいただくことができました。ありがとうございます!

まずは各社のソリューションの紹介と使いドコロを説明させていただきました。
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ネビラボ橋本さん

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PFI西鳥羽さん

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ゴーガ今関さん

噂のセンサーです!
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午前中はアイデアソン。何を作るか皆さんで知恵を絞ってもらいました。
実はアイデアでるか不安だったんですが、全くそんな心配必要なかったです。皆さん、面白いアイデアが次々と出てくる出てくる。

開発


皆さんホワイトボードを駆使して、さくさくとシステム構成を作っていきます。
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そして開発!開発!開発!(camera!camera!camera!的な)
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ドーナツタイム!
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あっという間の一日でした。

成果発表


さて、お待ちかねの成果発表です。

今回は全部で五チームいます。全チームがDataSpiderを使ってくれました!
順にご紹介します。

No1チーム


一チーム目はNo1チーム。システムの名前は「オトナの体力測定」。一見怪しげな名前ですが・・・・


その内容は全然怪しげなものではなく、反復横跳びの運動量をセンサーで取得して、その運動量がビールに換算すると何ビール分かを可視化するサービスでした。
デモではリアルに反復横跳びをしています!

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このチームは、センサーで検知されたデータをDataSpiderを使ってAmazon RDS(PostgreSQL)に入れ、Tableuでデータを可視化していました。反復横跳びの結果がすぐに分かりやすく画面に表示され、見応えのあるデモでした!

Team1

▲「No1チーム」システム構成図

チームAir


二チーム目は「お部屋Watch α」というサービス。


電気の消し忘れ防止!センサーで部屋に誰もいないのに電気がついていないかを確認することのできる仕組み。それがなんとチャットで確認できちゃいます。
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このチームはkintoneを最大限に活用していることがシステムの特徴です。DataSpiderのkintoneアダプタを使ってkintoneにデータ連携し、さらにチャットツールdirectへのチャット通知、またはメール通知を行っています。センサーを起点にさまざまなデータとシステムが連携し、今流行り?のChatOpsまでこの短時間で実現させていました。

Team2

▲「チームAir」システム構成図

チームAyumi


三チーム目のシステムは「Hotspot Finder」。


センサーを使って、人がたくさんいる場所を地図上に可視化。人気スポットに行きたい人に最適!そして混んでいる場所を避けたい人にもオススメなサービスです。

プレゼンは実際のデートの寸劇も交えて会場の笑いを呼んでいました!
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このチームはDataSpiderで取得したデータをAWSの各サービスにデータ連携し、AWS上で分析してユーザーに届けるというものでした。このシステム構成図には含まれていませんが、ゴーガさんの協力のもとGoogle Maps連携を実現。地図上に視覚的に表示されてとても分かりやすくホットスポット情報を確認することができます。また、今回は時間の都合上実現できませんでしたがSedue Predictorを使用して混み具合を自動判定させるというプランもあるとのことで、実現が楽しみです。

Team3

▲「チームAyumi」システム構成図

チームGuzzREACH


四チーム目は「GuzzREACH」という仕組み。


赤ちゃんのグズリをセンサーを使って検知。泣きそうになるとメールで通知してくるサービス。機械学習も使ってグズリの傾向を学習!

残念ながら赤ちゃんは現場には不在だったため、大人がグズってデモ中です!
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チームGuzzReachは今回のハッカソンのために開発されたSedue Predictorアダプタを最大限に活用! センサーデータをDataSpiderを使ってSedue Predictorに登録して学習させ、"グズり"かどうかを判定するというシステムを構築していました。機械学習システムを駆使した先進的なシステムを見事完成させました!
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▲「チームGuzzREACH」システム構成図

チームEntrer


最後は「IoN:Internet Of Nori(s)」。どういう意味でしょうか。


コンサートやライブの観客のノリ(グルーブ感)を可視化!センサーデータを取得してオリジナルVisualizer(OpenFramewaorksでその場で自作)で映像を生成。

ノっていないときは大人しい画面なのですが、ノるとオブジェクトがたくさん表示されて動き回ります! デモは会場からもどよめきが起こっていました。
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チームEnterはセンサーデータをAmazon S3, Lamda, RDSとAWSのサービスを最大限に活用したシステムでした。さらにRDSのデータをtableauを使って可視化すると同時に、VisualizerからはDataSpiderをREST APIとして使用。さまざまなツールのメリットを活かして短期間でシステムを構築していました。

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▲「チームEnter」システム構成図

 

五チームすべてがすごいアイデア!どれもすぐに使いたい!
しかし、そこはハッカソン。厳正な審査が行われます。

今回は各社から賞が発表されました。

ゴーガ賞


チームAyumiでした!!

PFI賞


GuzuReachでした!!

ネビラボ賞


チームAirでした!!

AWS賞は


No1チームでした!!

最優秀チーム


そして、最優秀チームは、、、、、

チームEnterでした!!
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やはりアイデアが好評価。また、オリジナルでVisualizerも開発されたということでハックの要素でも評価が高かったです。
各チームには豪華景品が授与されました。

最後は定番の集合写真!
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総評


今回はテーマもIoTと広く、アイデアが出てくるがとても不安だったのですが、あけてみたら私の想像を遥か先を行く、とてつもないアイデアがたくさんでてきて、うれしくなってしまいました。

dstnは"つなぐ技術"がテーマですが、実はその"つなぐ技術"で実現できることというのがとても大事だったりします。つないだ先に何があるのか。この先が見えなければつなぐ意味がない。そういう意味では、今回のハッカソンは"つなぐ技術"でつないだ先というものを体感することのできるイベントになったのではないかと思っています。今回のような未来のシステム/サービスが、"つなぐ技術"でノンプログラミングでできる。もちろん各社のサービスがあってこそですが、とてもワクワクしませんか。新しいことがたくさんできる気がしませんか。

私は"つなぐ技術"だけを広めても意味がないと思っています。様々なサービスとコラボレートして、つないだ先のことを紹介していきたいと思っています。

今後も今回のようなハッカソンを続けていきたいと思っています。参加いただいた方、ありがとうございました!

確認事項


※開催時に参加者様には、写真と資料の利用に関してのお願いをお伝えいたしましたが、もし掲載に問題があるようでしたら、お手数ですがdstn事務局までご連絡いただけますようお願い致します。

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