神尾みかさんのDS自由自在 第7回 「時代はクラウド!? DataSpiderのクラウド連携機能を徹底活用!」

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DataSpiderを使ったシステム開発にも慣れてきた東谷君。DataSpiderに限らず、新しいサービスやアプリケーションを触ってみたりといろいろと勉強しているようです。ただ新しいものにすぐ影響を受けてしまうのがたまに傷で・・・。


 

時代はクラウド・・・!?


東谷くん東谷君:
みかさ~ん、いやー時代はクラウドですよね! メールもドキュメントもアプリケーションも全部クラウドに乗っけちゃって~ラクチン! ポン! ですよウハウハ~

もっくんポカリ_small もっくん:
調子に乗るなモク!(ポクッ)
 

東谷君:
うお、知らないキャラクターにいきなり殴られた・・・

神尾みかさんみかさん:
雲の妖精、もっくんは「クラウドはただ使うだけじゃダメ、どう使うかポイント」ってことを言いたいみたいよ。

 

東谷君:
うお、これが初登場のもっくん・・・あれ、設定資料によると「ふわふわで優しい」となってますが・・・・・

もっくん_small もっくん:
ふわふわもく~
  

みかさん:
例えば東谷君が使っているDataSpiderは、さまざまなクラウド連携の機能があるわ、それをうまく使えば、クラウドを効果的に活用できる、っていうことをもっくんは厳しさの中に優しさを込めて言いたいみたいよ。

東谷君:
そ、そうですか・・・・(本当なのかな・・・・)。

みかさん:
東谷君はDataSpiderのクラウド連携機能のことは把握している?

東谷君:
うっ、なんとなくしか知りません・・・。

みかさん:
今ではクラウドはさまざまな利用形態があるわ。DataSpiderはそれに合わせてさまざまなアダプタやトリガー、ツールを用意しているのよ。今回はそれをまとめてもっくんと一緒に紹介するわね!

東谷君:
よろしくお願いします!

DataSpiderクラウドビジョン


まずはこの「 DataSpiderクラウドビジョン」を見てもらうのが分かりやすいかな。

cloudvision-2

▲DataSpiderのクラウド対応表(DataSpider Servista 3.1時点)

このように、DataSpiderには代表的な8つのパブリッククラウドに対応した機能が用意されているのよ。

東谷君:
ほうほう分かりやすいな・・・サース・・・パース・・・・イアースすね~

もっくんポカリ_smallもっくん:
凄く分かってない気がするモク・・・

 

東谷君:
すいません・・・・

みかさん:
SaaSはSoftware as a Service、PaaSはPlatform as a Service、IaasはInfrastructure as a Serviceの略で、クラウド・サービスの提供形態によってこう分類されることが多いのよ。ただこれだけだと直感的じゃないと思うので、東谷君のために、ここではDataSpiderとの連携方法の観点から分かりやすく説明していくわね。

東谷君:
よろしくお願いします!

アプリケーション系

みかさん:
まずざっくりアプリケーション・ソフトウェアをクラウド上で展開しているアプリケーション系のクラウド・サービス。SaaS(Software as a Service)がこれにあたるわね。たぶん東谷君には最も身近なものなんじゃないかな。例えばGoogleのGmailなどがこれに当たるわ。

東谷君:
あー僕も使ってますね。やっぱり普段使っているアプリケーションがクラウド上にあると、どこからでもアクセスできて便利ですもんね~。

みかさん:
その他、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートもあるし、営業支援システム(SFA)として有名なSalesforce.comもここに該当するわ。

東谷君:
なるほどねー。やっぱり業務でそういうクラウドのシステムを使うと、そこに蓄積されたデータをどこか他のシステムと連携する必要がでてきそうですね。

みかさん:
そうね、そういうときに備えてそれぞれのクラウドでAPIが用意されてることが多いんだけど、それぞれ独自の形式だったりして、それぞれ開発するのが大変になるわよね。そこで・・・

もっくんPOINT_small もっくん:
DataSpiderの出番モク!

東谷君:
DataSpiderでアダプタが用意されているので、それぞれのアプリケーションに対するAPI接続はDataSpiderのアダプタに任せて、データ連携スクリプトを作ればいいというわけですね。

みかさん:
そういうこと! 実際SaaSのクラウドサービスは、それぞれ用途がまったく異なるので、どのようにスクリプトを作るかは要件次第だけど、例えばGoogle Spreadsheetだとシートのデータを抜き出して社内のExcelファイルに書き込んだり、Salesforce.comだと蓄積した顧客データを取得して社内のDBに保存したりとさまざまな使い方が考えられるわね。

SaaS

▲SaaS連携機能の利用イメージ

東谷君:
なるほどね~。

ストレージ系


みかさん:
次にクラウドをストレージとして使用するものね。PaaS(Platform as a Service)の全部じゃないけど、一部はこれにあたるわね。

東谷君:
ストレージっていうとファイルやデータベースなどですかね?

みかさん:
そうそう、たとえばAmazon S3やGoogleドキュメント、ニフティクラウドストレージなどはファイルを格納するストレージを提供していて、Amazon RDSやMicrosoft Azure SQLデータベースなどはデータベースを提供しているものね。例えば東谷君がシステム開発するとき、データベースやファイルサーバーなどをプログラム稼動環境とは別に動作させて稼動することあるでしょ?

東谷君:
あーそうですね。結構その環境構築とか運用とか大変なんですよね・・・。

みかさん:
そういうときにこのストレージ系のクラウド・サービスは役立つのよ。名前の通りPaaSはシステム開発のプラットフォーム、基盤の部品をサービスとして提供しているものなので、簡単に利用することができるし、また仮想化環境で動いているのでスケール・アップも簡単にできるというわけ。

東谷君:
確かにクラウド・サービスとして利用できれば、簡単に導入できて運用も楽そうですね。あ、でもそれを実際に使うとなると、その自分のシステムとPaaSとの接続は自分で使わなきゃいけないわけですよね・・・・ってこの流れはここでDataSpiderっていうわけですね。

もっくんポカリ_small もっくん:
(先に言われたモク・・・・)
 

みかさん:
そういうわけ。 DataSpiderのファイルを扱うクラウド・ストレージ系アダプタは、それぞれのアダプタによって違いはあるけど、だいたい以下のようなオペレーション構成になっているわ。
・一覧取得
・読み取り
・書き込み
・削除
これらのオペレーションを使えば、DataSpiderのDataSpiderファイルシステムとファイルを連携させて、ファイルのアップロードやダウンロードができるというわけ。

東谷君:
なるほどー。こういうファイルを扱うストレージ・サービスは、ブラウザから手動でアップロード・ダウンロードできるようなツールが用意されてるのを見たことがありますけど、夜間に大量のファイルをバックアップするような自動化したい用途だとかなりの効果ありそうですね。

PaaS

▲PaaS連携機能の利用イメージ
みかさん:
やっぱりクラウドのメリットを活かそうとすると、大量のデータの連携などが鍵になると思うので、そういうときにやっぱり自動化できると便利よね。

東谷君:
ファイル以外のストレージについてはどうなんですか?

みかさん:
Amazon RDSアダプタやSQL AzureなどのRDBベースのサービスであれば、PostgreSQLやMySQLなどと同じようなテーブル読み取り・書き込み、検索系SQL実行や更新系SQL実行などのオペレーションが用意されているので、通常のデータベースへのアクセスと同じような形で扱うことができるわね。また、RDBではないAmazon Simple DBやGAEデータストア アダプタも、ちょっと形式は違うけど同様の操作は可能ね。

東谷君:
なるほどー単純に「ストレージ」といってもいろいろな種類があるんですね。

みかさん:
そうね。SaaSに分類されているforce.comやkintoneなどは、データ・ストレージだけではなくて、それに対する入力画面や開発環境なども用意されていたり、さまざまな種類のSaaSが存在するのよね。でもやっぱり各サービスの中心にあるのは「データ」よね。それぞれのサービスの機能を活かした使い方をしながら、そのデータをどのように活用していくか、というときにDataSpiderは力を発揮すると思うわ。

サーバー起動・停止系

みかさん:
そしてIaaSはInfrastructure as a Service、その名の通り、仮想マシンなどのインフラそのものをクラウドで提供するサービスね。Amazon EC2、ニフティクラウド、BIGLOBEクラウドホスティング、Cloudnなどがこれにあたるわね。DataSpiderでは、これらのIaaSのクラウド・サービスに対しては仮想マシンのサーバー(インスタンス)の状態の情報取得や変更を行う以下のオペレーションを用意しているわ。
・起動
・停止
・情報取得

東谷君:
DataSpiderから任意のタイミングでこれらのサーバーの管理ができるというわけですね。

みかさん:
そうそう。例えばその仮想マシン上のアプリケーションへのアクセスが集中しそうな時間帯にのみ起動して、終わったら停止するといったスケジュールによる管理や、社内システムの一定の処理が終わったらクラウド上で処理をするために立ち上げる、などさまざまな連携方法が考えられるわね。

IaaS

 

▲IaaS連携機能の利用イメージ

 

東谷君:
簡単な管理だとツールがありそうですけど、業務上のさまざまな要件を踏まえた上でこれらのサーバー管理を行おうとすると、DataSpiderの機能を利用することで複雑な条件も簡単に作れそうですね。

Studio for Web


みかさん:
さてここまでの話はDataSpiderとクラウドの連携だったわね。さっきのDataSpiderクラウドビジョンでは「DataSpider for Cloud」製品として説明されている部分ね。ちょっと視点を変えて、クラウド上にDataSpiderを稼動させてクラウドを利用する「DataSpider on Cloud」についてここでは見てみましょうか。

東谷君:
というと、さっき出てきたIaaS上の仮想マシンにDataSpiderServerをインストールして使用するということですかね。

みかさん:
そうね。DataSpiderではそのための機能が用意されてるわ。それが・・・。

もっくんPOINT_small もっくん:
Studio for Webモク!
 

東谷君:
おお、ブラウザからDataSpider Studioを使用できるアレ!

StudioForWeb画面

 

▲Studio for Webの画面。従来のStudio for Desktopと同様の開発がブラウザ上で可能となっている

みかさん:
クラウド上でDataSpiderServerを稼働したときには、どうしてもインターネット経由でDataSpiderServerと接続してスクリプト開発をする必要があるわ。従来のStudio for Desktopでは難しかったこのような開発スタイルを実現するために作成されたのが、ブラウザベースで開発ができるクライアント、Studio for Webというわけ。

StudioForWeb

▲Studio for Webの利用イメージ

東谷君:
やっぱりブラウザから使えるとインストールレスで開発ができるので便利ですよね。Studioとほぼ同等の機能がブラウザで使えるところも凄いし。

みかさん:
うん、インターネット経由での利用に最適化されて通信量も抑えられているので、動作も軽快だしね。クラウド時代のデータ連携には必須のツールよね。

東谷君:
活用していきます!

オンプレミス連携


東谷君:
いやー今日はDataSpiderのクラウド連携のいい勉強になりました・・・ってアレ? SaaS、PaaS、IaaSときてもう1つのカテゴリ「オンプレミス連携」がありますね。これは何ですかね。

みかさん:
そう、これはまた別の観点なんだけど、DataSpider for Cloud機能では社内システム(オンプレミス)からクラウド上のデータやサービスに対してデータ連携を行う、っていう話をしたよね。逆に、クラウドから社内システムのデータに対してデータ連携を行いたい、というシナリオも考えられるわ。

OnPremise

▲オンプレミス連携の利用イメージ

東谷君:
確かに、クラウド上から、社内のファイルやデータベースなどのストレージにアクセスしたい、とかアプリケーションにアクセスしたい、ということはありえそうですね。

みかさん:
そうね、社内システムのクラウド化が進んでいるといっても、現実的にすべてのシステムをクラウド化することは難しいよね。そういう中で、クラウドからオンプレミスへのデータ連携のニーズも高まってるのよ。

東谷君:
そういうことやろうとすると、普通はクラウドとオンプレミスのネットワークを繋げるためにVPN引いたりする必要がありますよね? けっこう大変だなぁ。

みかさん:
うん、そういうときに、VPNをひくなどのインフラの変更をすることなく、アプリケーションだけで連携を実現するのが「オンプレミス連携」の機能なの。例えばMicrosoft Azure のAppfabricトリガーでは、Microsoft Azure上のアプリケーションからDataSpiderのスクリプトを実行する機能よ。

東谷君:
なるほどー。簡単にクラウド上のシステムからオンプレミスのシステムが連携できれば、さらにクラウド活用の範囲も広がるし、メリットも高まりそうですね。

みかさん:
そういうこと! そしてまだクラウドビジョンには書いてないけど、DataSpiderの関連製品としてオンプレミス連携の製品が・・・

もっくんポカリ_small もっくん:
おっとみかさんそれ以上はダメモク!


みかさん:
はっ危ない危ない。これは極秘情報だったわ・・。

東谷君:
(何なんだ・・・)

みかさん:
近日DataSpiderのオンプレミス連携機能はさらに新しい展開を迎えるようなので、そのときに明らかにするわ!

東谷君:
りょ、了解です。今日学んだDataSpiderのクラウド連携、いろいろなことが実現できそうなので、機能を触って備えておきます!




謎を残して終わった今回のDS自由自在ですが、いかがだったでしょうか? DataSpiderのクラウド連携の機能はさまざまなシーンに備えて用意されており、またクラウドの進化に対応して機能追加も頻繁に行われています。ぜひDataSpiderを使ったクラウド連携で、さらなるクラウド活用を行ってください!

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