OCRと文書管理がオールインワンの「SPA」とつないでみた

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皆さん、こんにちは。2019年も残りわずか。寒さもますます厳しくなってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか。今年はすでにインフルエンザが猛威を振るっているようなのでくれぐれもご自愛くださいね。
さて、先日ウイングアーク1st様のイベント WAF 2019 に出展しました記事を書きましたが、そこで来場者の方々にお見せした DataSpider Cloud を活用した「 SPA 」とのデータ連携についてご紹介したいと思います。


WAF 2019 出展しました記事はこちら

 

シナリオ

 SPA は、OCR と文書管理がオールインワンになったウイングアーク1st様のソリューションです。用途に応じて選べる4種の OCR エンジンを持ち、様々な手書きデータをデジタルデータに変換することが可能です。さらに DataSpider Cloud を合わてご利用いただければ、デジタル化した後のデータのフォーマット変換やマッチング処理、他システムとの連携など更に業務自動化を促進していただくことができるのではないでしょうか。


WAF 2019では、個人情報の漏洩を避けるために 患者の病歴に関する書類を SPA でデジタルデータ化し、他システムのマスタに自動登録する、という想定で連携処理を作りました。
(他システムとしては、kintone 上に患者マスタを用意)

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今回のシナリオでは、 DataSpider Cloud の役割は以下2つとなります。

  1.  SPA でデジタルデータ化された情報を CSV ファイルとして出力する。
  2.  1. で取得した CSV ファイルをクレンジングして kintone の患者マスタに書き込む。

 

スクリプト作成

SPA では Web API が提供されているため、 DataSpider Cloud の REST アダプタを使用すれば、 CSV ダウンロードをはじめ SPA との連携を自動化することが可能です。 OCR エンジンが4種用意されていますが API が共通化されているので、 OCR の違いを意識せず連携出来るのは良いですね。それでは早速DataSpider Cloud でのスクリプト作成ポイントをご紹介していきます。

 

完成イメージ

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事前準備

・グローバルリソースを作成
「Studio」→「コントロールパネル」→「グローバルリソースの設定」から「REST」を選択し、接続先 URL に「https://<subdomain>.spa-cloud.com」を指定します。
※ SPA オンプレ版の場合は、「http://<hostname>:44230」を指定します。

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SPA ログイン(ポイント①)

SPA にログイン(ユーザ名とパスワードで認証)するスクリプトを作成します。
DataSpider ではスクリプト内で Cookie が引き継がれるため、以降の SPA とのやり取りはセッション IDを意識せずにスクリプトを作成することができます。

 

・子スクリプト(SPAログイン)

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・[SPAログイン(Cookie取得)]の必須設定タブ

「ツールパレット」→「ネットワーク」→「REST」から「POST実行」をキャンバスにドラッグ&ドロップし、必須設定タブを開きます。接続先には先程作成したグローバルリソースを選択し、パスには「/spa/service/auth/login」を設定します。

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・[SPAログイン(Cookie取得)]のリクエスト設定タブ

データ形式を[フォーム]とし、「user」「password」を追加します。

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・[SPAログイン(Cookie取得)]のレスポンス設定タブ

データ形式を[その他データ形式]とし、[自動でリダイレクトする]にチェックします。

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・ mapping 

SPA へログインする際の ID とパスワードの文字列をマッピングします。

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検索結果データの CSV 出力(ポイント②)

SPAへのログインが済んだら、あとは実行したいAPIを呼び出していきます。
今回は、OCR でデータ化した SVF 検索フィールド情報を CSV ファイルとして出力する API を REST アダプタで呼び出します。

・SPA 画面

API リクエスト時に「受付番号」が必要となるため控えておきます。

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・[SVF 検索フィールド CSV 出力]の必須設定タブ

「ツールパレット」→「ネットワーク」→「REST」から「GET実行」をキャンバスにドラッグ&ドロップし、必須設定タブを開きます。接続先には先程作成したグローバルリソースを選択し、パスには「/spa/service/output/searchdatacsv/110」を設定します。
※「110」は CSV データ作成処理の受付番号です。環境に合わせて変更してください。

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・[SVF 検索フィールド CSV 出力]のレスポンス設定タブ

ファイルの出力先を指定します。ファイルは zip 形式で出力されるため、後続の処理で zip 解凍した上で他システムと連携します。

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まとめ

今回は、「SPA のログイン」および 「SFV 検索フィールドの CSV 出力」のみ設定例をご紹介しましたが如何でしたでしょうか。SPA には他にもアクセス権の設定など多くの API が提供されています。是非 DataSpider Cloud で SPA とノンプログラミングでつなぎ、業務自動化を実現してみてください。

 

※注意事項※
・SPA 連携サンプルスクリプトは、DataSpider Cloud のマイプロジェクトからアップロードしてご確認ください。
・SPA Cloud との連携は、GET リクエストのみ実行可能なことを確認しています
。SPA オンプレ版との連携についてはGET リクエスト以外も実行可能です(2019/12現在)。また、
REST アダプタは動作を保証するものではありませんので実際に使用される際は必ず動作確認をお願いします。
 ※SPA Cloud との連携ではログイン時に CSRF トークンを取得し以降リクエストヘッダにトークンを埋め込む必要があるため

 

↓↓↓ SPA 連携サンプルスクリプトはこちら↓↓↓

添付ファイル

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